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禊巫女退魔録 ― 人形の家に響く鐘

禊巫女退魔録 ― 人形の家に響く鐘

更新日時: 2026-02-17 13:08:20
言語:  日本語4+
3.7
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エピソード数
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説明

「よろしくね、おにいちゃん、おねえちゃん」


「みんなも、一緒にあそぼ?」


「だって、ここは〝保育園〟だよ?」


――その無邪気な声は、闇に沈んだ園舎に甘く響く。


魔を祓う組織・禊機関(みそぎきかん)に所属する巫女の弥祀依与(やまつり・いよ)は、相棒の少年・柴名柊(しばな・しゅう)とともに、相次ぐ神隠し事件解決の指令を受け、廃園となった保育園へと足を踏み入れる。 人影の絶えたはずのその場所には、まるでついさっきまで子どもたちがここで騒いでいたかのような、生々しい気配が漂っていた。


そこで二人を待っていたのは、ゴスロリ幼女の姿をした妖魔・繰々李(くくり)。 無垢な笑顔の裏に底知れぬ悪意を宿す彼女の罠にかかり、依与と柊は結界の内に囚われてしまう。


始まるのは、終わりの見えない“あそび”。


着せ替え遊び。 おままごと。 そして、その先にある更なる屈辱――。


繰々李の妖しい“あそび”は、子どもの戯れを装いながら、二人の心と誇りをじわじわと侵食していく。


「さて、準備はいいかな?」


「思い出は、作っていくものだから、ね?」


「戦わなくていい。傷つかない。ずっと、二人一緒にいられる」


甘やかな囁きは救いのようでいて、どこまでも残酷だ。 永遠の“保育園”へと誘うその言葉は、二人の選択そのものを揺さぶっていく。


これは“遊び”の皮を被った呪い。 夜は深く、出口は見えない。


依与と柊は、この長い長い夜から抜け出すことができるのか。 それとも――昏い保育園で、永遠にあそび続けることになるのか。


(※2/17 挿絵の倍率を修正しました。)


エピソード1

弥祀 依与(やまつり・いよ)

退魔師の組織、「禊機関(みそぎきかん)」に所属する巫女。数百年続く弥祀神社の巫女の血筋。巫女としての強い信念を持つが、素直になれない 性格。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 

柴名 柊(しばな・しゅう)

「禊機関」に所属する退魔師。依与の幼なじみで相棒。禊機関の一員として、冷静で真面目だが、自己評価は控えめ。

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繰々李(くくり)

ゴスロリ幼女の姿をした妖魔。純真な外見に隠された邪悪な本性を持つ。人間の感情や欲望を操ることを楽しむサディスティックな存在。

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リサ

「夜」の雰囲気を漂わせている。

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チカ

「夜」の雰囲気を漂わせている。

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ミカ

「夜」の雰囲気を漂わせている。

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