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谷口茉莉花の彩り豊か❗️な非日常

谷口茉莉花の彩り豊か❗️な非日常

Last Updated: 2026-08-05 03:23:19
By: chokobox
Completed
Language:  日本語12+
4.0
6 Rating
33
Chapters
162.4k
Popularity
64.2k
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Synopsis

谷口茉莉花は21歳の女の子。ルックス、スタイルが彼女の非日常をより彩り豊かにしてゆきます。ただ、彼女はかなり変わった思考を持った子であり、それによって、、、彼女の人生に救いはあらわれなかった、、、


Chapter1

――夕暮れの中央線は、まるで生き物の臓腑の中を這い回っているような熱気だった。


窓の外に流れる街の灯が、ぼやけて一条のオレンジの河になる。車内は満員で、吊革が軋む音と、スーツの背中が擦れる音だけが規則的に繰り返される。


汗とコートの匂い、それに混じって誰かの安物香水がむせるように漂う。


その匂いに煽られたように、四人の男がゆっくりと視線を這わせていた。


彼らは顔を見合わせるでもなく、呼吸まで揃えている。プロの痴漢師たちだった。


「……あそこだ」

一番端の男が、顎を引いた。

窓際に立つ女――谷口茉莉花。


後ろ向きのまま、片手で吊革を握り、もう一方の手はスカートの前でぴったりと揃えている。


黒のタイトスカートは膝の上三寸。ストッキングのつま先が爪先を包み、わずかに履き皺が寄っている。

何より、彼女の背筋が妙に高かった。


まるで「触れてほしい」とでも言うように、腰を僅かに後ろに突き出している。


首すじにうっすら汗が光り、電灯が当たって薄い茶色の髪がぬめりを帯びて見えた。


四人のうち、最も若い黒井が一歩にじり寄る。


「……やばい、本当に誘ってる」

彼の喉が鳴る。


茉莉花の肩が、ぴくりと上がった。

彼女は振り返らない。ただ、吊革を握る指に力が入り、爪が白くなる。


黒井はその反応を確かめるように、ゆっくりと背後に立つ。

肩と肩の間隔、十センチ。

次の瞬間、車体が横に揺れ、ふたりの身体がぴたりと重なった。


「……っ」

茉莉花の唇から、小さな息が漏れる。


黒井の右手が、彼女の腰のラインをなぞる。

スカートの生地を隔てて、丸みを確かめるように指が這う。


茉莉花の膝が、内側に寄った。

「だめ……」

声は、かすれて消えた。


黒井はさらに手を滑らせ、スカートの裾を捲り上げる。

ストッキングの上から、太腿の裏を指の腹で探る。

茉莉花の背中が、弓のように反った。


「声、出しちゃダメだよ……」

黒井が囁く。


「次の駅、二つ先まで我慢して? ……ほら」

指が、太腿の付け根を這う。


茉莉花は首を振った。けれど、腰が後ろに押し出される。

吊革を握る手が震え、爪が金属を軋ませた。


黒井の左手が、彼女の腹部に回る。

ブラウスの上から、ふくらみの下側を持ち上げるように揉む。


茉莉花の息が、熱くなった。


「……あっ」

短い喘ぎが、喉の奥で潰れる。


周囲の乗客は、スマホを見つめたまま、揺れる床に身体を任せている。

誰も、背後で蠢く影に気づいていない。


黒井の指が、ストッキングの上からでも熱を帯びているのがわかる。


茉莉花の太腿が、細かく震えた。

「もっと……奥……」

彼女の唇が、かすかに動いた。


黒井はそれを合図に、スカートの中に手を滑り込ませる。

ストッキングのウエストを越え、指が素肌に触れた瞬間、茉莉花の首すじが赤く染まった。


「ひゃ……」

小さく跳ねた声が、黒井の耳に直撃する。

彼の指が、薄い布地を越えて湿り気を拾う。


茉莉花の膝が、がくんと折れそうになる。

「だめ、膝……」

彼女が呻く。


黒井は片手で彼女の腰を支え、もう一方で布地をずらす。

電車がカーブに入り、車内が大きく傾いた。

ふたりの身体が、さらに密着する。


茉莉花の背中が、黒井の胸に押しつけられた。

鼓動が、互いの肋骨を通して響いた。


「……もう、ダメ」

茉莉花の声が、震えた。

「次の駅、止まる……」


黒井は唇を彼女の耳元に這わせ、低く囁く。

「降りない。……続きは、先まで」


茉莉花の瞳が、窓に映る自分を見つめる。

そこには、頬を上気させ、唇を噛みしめる女の姿があった。


電車が減速し、ホームの灯が近づく。

吊革が、きしりと軋んだ。


茉莉花の指が、ゆるゆると力を抜いた。

まだ、終わらない。


次の闇が、ふたりを包むまで――。

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