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NERVの協力者、Zガンダムのカミーユです!

NERVの協力者、Zガンダムのカミーユです!

آخر تحديث: 2026-05-25 02:02:32
By: 白い月
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もしもエヴァンゲリオンの世界にZガンダムとカミーユがいたら


作者自身が、書きながらカミーユのキレっぷりに笑った問題作


作者は、他人のために一所懸命怒ることができるカミーユが大好きです。


الفصل1

 第三新東京市の地下、広大で陰鬱なジオフロントに反響する金属音は、まるで巨大な生物の心臓の鼓動のようだった。その音源は、Nerv本部の最深部に位置する巨大なケージ。そこに、人の手によって造られた神、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機が、十字架に磔にされた罪人のように拘束されている。

 空調の効いた冷たい空気が、肌を撫でる。その空気に満ちたLCLの独特の匂いが、碇シンジの肺を塞いだ。父親に十年ぶりに呼び出されたというのに、再会の場はこんな巨大な鉄の巨人の足元だ。理解が追いつかない。恐怖だけが、彼の思考を麻痺させていた。

「よく来たな、シンジ」

 キャットウォークの上から響いた声は、驚くほど平坦で、感情の温度を一切感じさせなかった。碇ゲンドウ。十年もの間、彼を捨てていた男。写真でしか知らない顔。その男が、今、シンジを見下ろしている。サングラスの奥の瞳は、闇に溶けて見えない。

「父さん…」

 か細い声が、シンジの口から漏れた。何を言えばいいのかわからない。なぜ呼び出したのか。なぜここにいるのか。尋ねたいことは山ほどあるのに、彼の喉は鉛を飲んだように重かった。

 ゲンドウの視線が、シンジの隣に立つ少年に移る。中性的な顔立ちに、強い意志を宿した瞳。手入れのされていない黒髪が、彼の顔に影を落としていた。シンジとは対照的に、その少年は巨大な人造人間を前にしても、怯むどころか、むしろ観察するように鋭い視線を向けていた。

 ゲンドウは一瞬、眉をひそめた。予定外の存在。だが、シナリオの遂行に些細なノイズは関係ない。彼は計画の駒を動かすだけだ。

「シンジ……いや」

 ゲンドウは言葉を区切り、改めて少年を指差した。

「カミーユ・ビダン。君をエヴァのパイロットとして認定した。乗りなさい」

 命令。それは絶対的な、拒否を許さない響きを持っていた。父親の冷酷な言葉に、シンジの心臓が凍りつく。僕じゃなくて? 安堵と、それ以上の得体の知れない疎外感が彼を襲った。

「えっ……」

 シンジが間の抜けた声を上げた、その瞬間だった。

 静寂を切り裂いたのは、カミーユの怒声だった。

「ふざけるな!」

 その声は、この巨大な空間の隅々まで響き渡り、空気を震わせた。それは単なる大声ではなかった。魂の奥底から絞り出されたような、純粋な怒りの奔流。ゲンドウの冷え切った世界に、初めて持ち込まれた灼熱の感情だった。

「そんなことやってるから、みんな死んでしまうんだ、ゲンドウ!」

 カミーユはゲンドウを真正面から睨みつけ、指を突きつけた。彼の身体は怒りで微かに震えている。

「自分でやっていることが、どれだけ他人の迷惑になっているのが、気づかないのか!  碇ゲンドウ!  貴様のような奴はクズだ!  言葉だけで、何もわからせようとしない!  最低だ!」

 ゲンドウのサングラスの奥で、何かが微かに動いた。クズ、という言葉。それは、彼がこれまで浴びせられたことのない種類の非難だった。誰もが彼を恐れ、あるいは理解不能な存在として遠巻きにしていた。だが、この少年は違う。真っ向から、その存在の本質を断罪する。

 カミーユの怒りは止まらない。彼のニュータイプとしての感性が、この場所に渦巻く悍ましい気配を捉えていた。初号機の中に眠る、悲しい魂の叫びを。

「自分の嫁をあんな化け物ロボットなんかにして!!」

 シンジの肩が、びくりと跳ねた。ミサトも、背後で息を呑むのがわかった。誰もが知るはずのない、Nervの最も深い場所にある罪。なぜ、この少年がそれを知っているのか。

「シンジ君ももっと言えよ!  自分の親父だろ!?」

 怒りの矛先が、突然シンジに向けられた。カミーユの燃えるような瞳が、シンジの臆病な心を射抜く。

「えっ、えっ…………」

 シンジは狼狽えるばかりだった。あまりにも巨大な感情の奔流を前に、彼はただ立ち尽くすことしかできない。父親への恐怖と、カミーユという未知の存在への畏怖が、彼の思考を完全に停止させていた。

「シンジ君!  利用されているだけだと、なぜわからないんだ!」

 カミーユの叫びは、もはや叱責だった。それは、彼の魂からの問いかけだった。なぜ戦わない。なぜ言いなりになる。なぜ、自分の意志で立とうとしない。

 シンジは、ただカミーユの顔を見つめ返すのが精一杯だった。

「えっと…………カミーユさんの気迫がすごすぎて……ぼくが割って入れないかな、なんて……」

 か細く、消え入りそうな声でそう答えるのがやっとだった。その情けない返答に、カミーユは一瞬、言葉を失い、そして深く、絶望的な溜め息をついた。

 ゲンドウは、そんな茶番をただ無感動に眺めていた。少年の言葉は、彼のシナリオを構成する計算式の外にあるノイズだ。だが、そのノイズは無視するにはあまりに大きく、そして本質を突きすぎていた。

「嫁を化け物ロボットに」

 彼の心の最も柔らかな、そして最も腐りきった部分を、この少年は的確に抉り出したのだ。

 しかし、彼の表情は変わらない。彼はただ、冷ややかに言い放った。

「乗るのなら早くしろ。使徒は待ってくれん」

 その言葉は、カミーユの怒りの炎に、さらに油を注ぐだけだった。

 この男には、人の心が通じない。

 カミーユは唇を噛み締め、巨大な鉄の化け物を見上げた。その紫色の装甲の下で、一つの魂が泣いているのを、彼は確かに感じていた。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



 時計の針が、深夜二時を回ろうとしていた。Nerv本部の第3研究室は、静寂に包まれている。その静寂の中で、キーボードを叩く乾いた音だけが、リズミカルに響いていた。

 赤木リツコは、モニターに映し出されるログの羅列を、鋭い目で追っていた。数時間前に検知された、Nerv機密回線への軽微な不正アクセス。すぐに遮断されたが、その経路と目的を特定するのが彼女の仕事だ。几帳面な彼女の性格が、どんな些細な異常も見逃すことを許さない。

「……経路は外部のダミーサーバー経由。目的は情報収集か。ありきたりね」

 リツコは独り言ち、コーヒーを一口含んだ。大方、どこかの国の諜報機関が仕掛けた、ありふれたサイバー攻撃だろう。だが、侵入の痕跡を追う過程で、彼女のカーソルは奇妙な場所で止まった。

 廃棄区画のデータサーバー。それも、E計画初期の古いデータが眠る、いわば電子の墓場だ。なぜ、ハッカーがこんな場所に?

 好奇心が、科学者としての彼女の探究心を刺激した。彼女は管理者権限を使い、そのサーバーの深層へとダイブしていく。膨大なバックアップデータ、失敗したシミュレーションの残骸、削除されたはずの初期設計図。その瓦礫の山の中で、彼女は一つの、場違いなフォルダを発見した。

 フォルダ名は、暗号化されているわけでもなく、ただ無機質に表示されていた。

『Z-Plan_Archives』

 Z計画?  Nervのデータベースに、そんな名のプロジェクトは存在しない。リツコは眉をひそめながら、フォルダを開いた。

 中にあったのは、数点の設計図データだった。彼女の目が、モニターの上を滑る。人型の兵器。だが、エヴァとは似ても似つかない。それは、有機的な要素を一切排した、純粋な「機械」だった。関節の駆動系、ジェネレーターの構造、そして何よりも目を引いたのは、その複雑な変形機構。

「可変型高性能モビルスーツ、MSZ-006……ゼータガンダム?」

 リツコは、呟いた。モビルスーツ。聞いたこともない兵器カテゴリー。この世界の技術体系ではありえない、異質なテクノロジーの結晶。まるで、誰かが創り上げた空想の産物。だが、その設計はあまりにも緻密で、物理法則に則っており、狂気じみたまでのリアリティを放っていた。

 悪趣味なジョークか、あるいは誰かが仕込んだウイルスか。リツコがフォルダを閉じようとした、その時。もう一つのファイルが、彼女の目に留まった。

 それは、一枚の写真データだった。

 ファイル名は、さらに不可解だった。

『Project-Z_Pilot_ID.777_Kamille』

 リツコは、説明のつかない胸のざわめきを感じながら、ファイルを開いた。

 モニターに、色褪せた写真が表示される。

 その瞬間、リツコの思考が停止した。

「何……これ……?」

 そこに写っていたのは、若き日の自分だった。まだ大学院生だった頃の、少し野暮ったい白衣姿の自分。そして、隣には、同じく若い、今よりもずっと無邪気な笑顔を浮かべた葛城ミサトがいる。

 問題は、そこではなかった。

 二人の間に、見知らぬ少年が立っている。年の頃は、14、5歳だろうか。少し生意気そうな、しかし満面の笑みを浮かべた少年。

「こんな写真……私の記憶にも、Nervの記録にも、ない……!」

 リツコの脳が、警報を鳴らす。記憶と記録の不整合。それは、科学者である彼女にとって、最も許容しがたいエラーだ。

 彼女は、食い入るように画面を凝視した。ミサトが、その少年の肩を叩き、何かを指差している。その指の先には、まだ装甲も施されていない、開発初期段階のエヴァ初号機のフレームが見える。

 そして、少年の腕の中。彼は、何かを誇らしげに抱えていた。それは、この世界には存在しないはずの「ガンダム」のプラモデル。いや、違う。これはプラモデルなどという安っぽいものではない。そのディテールの精巧さ、素材の放つ微かな光沢は、まるで本物の構造をそのまま縮小したかのような、「データ結晶体」とでも呼ぶべき異質な物体だった。

 リツコの脳裏に、ふと、錆び付いた記憶の扉が開く音がした。

 幼い頃の、霞のかかったような風景。まだ父が生きていた頃、父がどこかの研究所から持ち帰った「奇妙な立体ホログラムの玩具」。それで遊ぶ、幼いミサトと自分。そして、その玩具について、大人びた口調で、熱っぽく何かを語る……誰かの声。

『これはただの玩具じゃないんだ。人の可能性を体現した……』

 少年の、声。

「まさか……私の記憶が、改変されてる……?」

 リツコは、自分の口から漏れた言葉に愕然とした。そんな馬鹿なことがあるはずがない。人の記憶は曖昧だが、Nervの記録は絶対だ。ゼーレの厳重な管理の下、人類補完計画に関わる全ての記録は、一ビットの狂いもなく完璧であるはずだった。

 彼女は震える手で、写真データのメタデータを解析した。そこに、さらに奇妙な文字列が、まるで誰かが後から手書きで書き加えたかのように、刻まれていた。

 それは、この世界には存在しないはずの、しかしどこか強い意志を秘めた、少年の筆跡だった。

『人類補完計画……これは、違う。人が、人の手で、未来を掴むべきだ!』

 リツコの背筋を、冷たい汗が伝った。

 これは、エラーだ。

 Nervという、ゼーレという、完璧なはずの「絶対的なシステム」の根幹に食い込んだ、予期せぬバグ。

 彼女の理性と、科学者としての探究心、そして微かに蘇った「異物」の記憶が、今、この世界の真実を揺るがす「ノイズ」の存在を、明確に検出し始めていた。リツコはただ、モニターに映るその一行を、瞬きもせずに見つめていた。

أحدث الفصول

第17章 色々難しい言葉で誤魔化しているけど

 静寂は、砕け散った硝子の破片が床に降り積もるような、冷たく鋭利な質感を伴ってその場を支配した。

 碇シンジの視界は、カミーユとジュドーから放たれた物理的な衝撃によって、白濁した光

آخر تحديث: 2026-05-25
第16章 おめでとう――じゃないわ! 修正してやる!

 境界線が、熱に浮かされた午後の陽炎のように揺らぎ、やがて消失した。碇シンジの意識は、個としての輪郭を保つための張力を失い、ぬるま湯のような塩分を含んだ懸濁液――あらゆる記憶の断片が沈殿する母液

آخر تحديث: 2026-05-25
第15章 それができないから、お前らはこんなとんでもないこと考えついたんでしょ!

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آخر تحديث: 2026-05-25
第14章 カヲルの意識

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 カミーユの問いは、部屋の中に重く響いた。調整室の蛍光灯が、彼の顔を青白く照らし出す。レイは無表情なまま、フラスコを置いたテーブルを指差した。赤い液体が、テーブルのわずか

آخر تحديث: 2026-05-25

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